「朝はそんなに気にならないのに、夕方になると毛穴が目立つ」
鏡を見て、思わずびっくりした経験はありませんか?
これ、サロンでもとてもよく聞くご相談です。
「夕方の毛穴」というと皮脂が原因と思われがちですが、実は原因はひとつではありません。今回は、夕方になると毛穴が目立つ理由について、エステティシャンの視点からお伝えします。
原因① 皮脂と化粧崩れ
時間が経つにつれて、皮脂は少しずつ分泌されます。
皮脂が毛穴にたまると、メイクが毛穴に入り込みやすくなり、いわゆる「毛穴落ち」が起こります。ファンデーションが毛穴の凹凸に沈み込むことで、夕方になると毛穴がより目立って見えるようになります。
毛穴落ちが起こりやすいタイミング
皮脂分泌が増える昼過ぎから夕方にかけて、メイクが毛穴の凹凸に沿って崩れやすくなります。特にTゾーンや小鼻まわりで目立ちやすい傾向があります。
原因② 乾燥
「ベタついているから乾燥はしていないはず」と思う方も多いのですが、実はそうとは限りません。
肌の表面はベタついていても、内部は水分不足になっている状態を「インナードライ」と呼びます。
水分が不足すると、肌のハリが落ちて毛穴の周りがくぼみやすくなり、毛穴が余計に目立って見えることがあります。
エステティシャンより
「テカっているから乾燥していないと思っていた」とおっしゃる方の肌を見ると、実はインナードライだったというケースは少なくありません。ベタつきと乾燥は同時に起こることがあります。
原因③ たるみ
40代以降になると、肌のハリや弾力が少しずつ低下していきます。
ハリが落ちると、毛穴が重力方向に引っ張られて、特に頬の毛穴が縦長に見えやすくなります。
朝は引き締まって見えていた毛穴が、時間が経つにつれてたるみの影響を受け、夕方には目立って見えることもあります。
たるみ毛穴と開き毛穴の違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
→ たるみ毛穴と開き毛穴の違いとは?
毛穴の原因はひとつではない
サロンでカウンセリングをしていると、「夕方の毛穴=皮脂が原因」と思い込んでいる方がとても多いです。
でも実際には、乾燥やたるみが関係しているケースも少なくありません。皮脂ケアだけを頑張っても、原因が乾燥やたるみであれば、なかなか改善を感じにくいことがあります。
自分の毛穴がどのタイプに近いのか知ることが、ケアの第一歩になります。
自宅でできる対策
夕方の毛穴対策として、自宅でできることをいくつかご紹介します。
- 保湿を見直す:化粧水だけでなく、乳液やクリームで水分を逃さないケアを意識してください
- 洗顔のしすぎに注意する:皮脂を取りすぎると、かえって乾燥が進み毛穴が目立ちやすくなります
- 紫外線対策を続ける:紫外線はハリ低下の原因のひとつです。日焼け止めは毎日続けることが大切です
- メイク直しは保湿から:皮脂を吸収するだけでなく、ミスト化粧水などで水分を補ってから直すと、毛穴落ちを防ぎやすくなります
洗顔については、こちらの記事もご参考にどうぞ。
→ 汗をかく季節に洗顔を増やしてはいけない理由
フェイシャルケアの役割
ホームケアだけでは、毛穴の根本的な原因にアプローチしきれない場合もあります。
特に、たるみが関係している毛穴は、自宅でのケアだけでは変化を感じにくいことがあります。
毛穴の原因によって、必要なケアは変わります。皮脂が原因なのか、乾燥なのか、たるみなのか。肌状態を確認しながら、その方に合ったアプローチを行うことが大切です。
毛穴ケアの回数や変化の目安についてはこちらもご覧ください。
→ 毛穴ケアは何回くらい受けると変化を感じますか?
今回のおさらい
この記事のまとめ
- 夕方の毛穴目立ちは皮脂だけが原因ではない
- 乾燥(インナードライ)が毛穴を目立たせることがある
- 40代以降はたるみによる毛穴の変化も増えやすい
- 原因によって必要なケアが異なる
- 自分の毛穴の原因を知ることがケアの第一歩
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肌のバリア機能については、日本皮膚科学会でも詳しく解説されています。
「自分の夕方毛穴の原因は何だろう?」と気になった方は、ぜひ一度ご自身のスキンケアを見直すきっかけにしてみてください。


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